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信頼される看護師になるためには態度も大切

アセスメントを考察 [看護 the WEB]

理想の看護を実現するために「アセスメント」を学ぼう!

相手に不快感を与えない態度を心がける

相手に不快感を与えない態度を心がける

相手から好感を持たれるためには言葉遣いだけでなく態度も重要です。疲れていると無意識のうちに態度が悪くなってしまう可能性もあるので、普段から意識することが大切です。

しっかり反応する

まず、相手から何らかのアプローチがあった際に無反応でいることはやめましょう。厳しい言葉を投げかけられて、それに対し神妙な面持ちで反省の態度を示しながら聞いているつもりでも、相手からすれば「何の反応もないのでこちらの話を聞いていない」と感じます。目線が下を向き続けている状態もよくありません。適度に頷いたり、目線を合わせたりしながら相手の話を聞くようにしてください。

作業をしながら話を聞くのはNG

看護師は忙しい仕事なので、常に何らかの作業に追われています。そのため、作業をしながら相手の話を聞いてしまうこともあります。しかし、重要な話をする時にも作業をしているままだと、相手は「自分のことを軽んじられている」と感じます。大切な話の時は一旦手を止めて、しっかり顔を見ながら相手の言葉に耳を傾けましょう。こういった非言語コミュニケーションは自分が相手に対してどのように思っているのかが無意識に表れるので注意が必要です。

笑顔を心がけて

患者や家族、またはスタッフと接する際に、どのような場面においても重要なのが表情です。特に相手に安心感を与えるためには笑顔が求められます。入院中の患者は体調が万全ではなく病気に対する不安を抱えています。笑顔で接することで不安が和らぎ、信頼してもらえるようになります。とはいえ、疲れている時や気分が落ち込んでいる時に笑顔になるのは難しいかと思います。無理に作り笑いをしても不自然に見えるかもしれません。そういう時は息抜きにスタッフと話したり、楽しいことを考えたり、美味しいおやつを食べたりなど、適度にストレスを解消しましょう。自分なりのリフレッシュ方法を見つけてください。

立ち居振る舞いにも注意

看護師の印象は病院そのものの印象につながります。仕事中の立ち居振る舞いや態度には十分注意しなければなりません。笑顔を心がけるのはもちろんですが、しっかり挨拶をするなど基本的なことも忘れないようにしましょう。猫背になっていないかどうかなど、気がついた時に鏡や窓に映る自分の姿を確認してください。ふとした瞬間にその人のクセが表出します。知らず知らずのうちに腕組みをしながら患者の話を聞いているかもしれません。腕組みをしながら話を聞くと、相手は不信感を覚えます。また、常にきびきびとした立ち居振る舞いを心がけることも大切です。