理想の看護を実現するために「アセスメント」を学ぼう!
アセスメントを苦手としている看護師は、よくある書き間違いの例を理解した上で対策を講じてください。書き間違いとして多いのが、「解釈の根拠となる情報がない」「ひとつの情報だけで決めつけている」「偏見で情報を解釈している」「看護の視点が欠けている」「ライフプロセスを考慮していない」「結論に至る根拠の記載がない」といった内容のアセスメントです。自身が過去に作成したアセスメントと照らし合わせながら確認してみましょう。
続きを読むアセスメントを書く際のポイントは大きく分けて「現状の判断」「原因の特定」「今後の予測」の3つです。現状の原因を明確にすることで今後の予測がしやすくなり、看護計画の立案がスムーズになります。アセスメントの際に行う情報収集ですが、大切なのは「異常を発見すること」ではなく「異常であることがわかるように患者にとって正常な状態を把握すること」です。患者の状態は様々なので、何が正常な状態なのかを理解していなければ適切な判断はできません。
続きを読む適切なアセスメントを実施するためには患者からより多くの情報を得る必要があります。患者から信頼される存在になりましょう。そこで重要となるのが人間力です。日頃から言葉遣いに注意して患者とコミュニケーションを取ってください。クッション言葉を活用しつつ、何か指示が必要な時にはお願いするように伝えるなどの工夫をすることで、こちらの提案を聞き入れてくれます。おすすめの書籍も紹介しているので参考にしてください。
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